せっかく日傘を持ち歩くのであれば、「完全遮光」で紫外線をカットしたいと思うはずです。特に真夏の紫外線は非常に強く、シミ対策を行うのであれば完全遮光がおすすめです。そこで、焼けたくない、シミを作りたくないという方に日傘を選ぶポイントをご紹介しますので、ぜひ今後の参考にされてみてください。まず最初に確認しておきたいのが、日傘に使われている素材は何なのかということです。
例えば、ポリエステルやナイロンといった化学繊維で作られた日傘であれば、基本的に熱伝導率が高くなります。つまり、生地自体が熱くなってしまうのです。そのため、肌に直接触れないように気をつける必要がありますし、汗ばんだ手で触るとそこから陽が透けてしまう可能性もありますから注意が必要になります。また、化学繊維は熱くなるだけでなく、吸湿性もあまりよくないため、生地自体の通気性が悪くなっています。
つまり、熱と湿気がこもりやすいということなので、その点も考慮しておくべきでしょう。さらに、紫外線を遮断するために生地そのものが濃い色になっているため、見た目にも重たく感じてしまいます。また、化学繊維には防虫効果のある薬剤が含まれていることもあるため、この点でも注意する必要がありますね。遮光率はどの程度かについては、日傘の遮光率が目安になります。
ポリエステル・綿などの化学繊維が使用されていますが、いずれもある程度のUVカット効果が期待できます。ちなみに、この数値はあくまで目安であり、メーカーによって異なります。また、数字が大きいほど高機能であるとも言えますが、必ずしも完全遮光のためには100パーセントのものが高い値段とは限らないという点も覚えておいてください。